xyzで日本語ドメインを使ったそのデメリットは?

日本語ドメインですと、取得時の競合が低いので、割りと自分が気に入った名前で取得できます。

日本語で作成するサイトであれば、日本語ドメインはかなり便利です。

トップレベルドメイン「.xyz」で格安に日本語ドメインが使えますので使ってみました。

日本語ドメインのメリット(利点)

ドメインを販売している「お名前.com」などのページをみていると、「集客に強い」と日本語ドメインの取得が推奨されています。

しかも、価格が1年で100円以下とかなり激安で販売されているドメインの中にも日本語が使えるものが多数あります。

このサイトも日本語ドメインを使っています。

1.ホームページアドレスの覚えやすさ

検索して表示されたサイトのドメインを覚えようと思う人は、実際にはそういないと思います。しかし、検索結果にはURLも表示されていますから、URLの一部であるドメインが意味のある単語で構成されていると、注目されることになります。

日本語ドメイン「ドメイン.xyz」が検索結果に表示されている例

日本語ドメイン「ドメイン.xyz」が検索結果(Google)に表示されている例

ドメイン名も検索結果の一部として表示されますので、意味の通りやすい日本語ドメインは印象に残りやすくなります。

2.Google,Yahooからのアクセス数

Google、YahooやMSNなどの検索エンジンの検索結果にはドメイン名も表示されます。ドメイン名をみて、そのサイトを訪れる可能性が高まります。

逆にドメイン名から敬遠される可能性もあって、これは諸刃の剣です。

3.選べる文字列の幅はローマ字ドメインを凌駕

競争が激しくないため、意外にも簡単な名前でドメインが取れたりします。

ドメインは歴史的に英数字で組み立てられてきましたので、英数字のドメインはかなり取得されていています。しかし、日本語ではまだ取得されていないドメイン名が豊富にあります。

しかも、日本語文字には漢字もありますから、文字種類も多く、自分の名前や顔文字のようなドメインを取得することも案外とできてしまいます。

ローマ字ドメインもよく使われていますが、「nihongo.xyz」より「日本語.xyz」の方が認識しやすく、日本語がわかる人にはありがたいです。

日本語ドメインのデメリット(欠点)

1.日本でしか通用しない

普通に、日本語がわからない人にとっては暗号のような名前になってしまいます。

2.Punycode変換が面倒

実はこれ(Punycode変換)がいやで私は日本語ドメインを避けているとことがあります。

サイトを登録したり、サブドメイン作ったりするときなど、なにかと日本語ドメインが通らない局面に遭遇することがあります。

また、日本語文字がリンク文字列に含まれますので、日本語処理がうまくできないシステムだとになにか影響がでてくるかもしれません。

ツールによって「日本語URL」がうまく処理されない可能性があるのです。

例えば、WordPressやそのプラグインで日本語処理がうまくできない可能性がないともいいきれません。

また、URL文字列などは特別な日本語処理がされるので、日本語ドメインを安全を使うためには、例えばPunycode変換しないとうまく処理されない場合があります。

これが、意外に面倒だったりするので、日本語ドメインを敬遠しています。

※Punycode変換とは、日本語ドメインが正常に処理されるするようにするため、それと同等の英数文字ドメイン名に変換する処理のことです。

3.サーバによっては日本語ドメインが使えないサイトもある

最近のシステムはほとんど日本語ドメインが使えるようになってきていますが、中には、「2.Punycode変換が面倒」で書いたように、サーバによっては日本語ドメインが使えない、もしくは何らかの制限がある可能性があります。

サーバをレンタルして日本語ドメインを使う場合には、日本語ドメインが使えるサーバなのかよく確認したほうがよいです。

4.SEO対策

ドメイン名にこだわる人は、SEO対策にもこだわっていると思います。

私の経験では、SEOへの影響は別の次元で考えたほうがよいと思います。

日本語ドメインはSEOに影響しますが、良くも悪くも影響しています。日本語だからというよりは、その文字の意味する内容が影響しています。

日本度ドメインは格安ドメインと一緒に使われることが多いと思います。

やはり、xyzドメインなどの格安ドメインとあわせて使うと、インデックスされにくい感触はありますが、それが日本語だからとは言い切れません。

気持ちの問題かもしれません。日本語ドメインが悪いというより、トップレベルドメイン(.xyzなどの末尾のドメイン名)が足を引っ張ってSEOを鈍くさせているように思えます。

また、.xyzなどの格安ドメインはブランド力が低いように思えます。これは主観ですが、量産によって大量に生成された日本語ドメインがそれを引き起こしていると考えます。

5.商標侵害に注意

日本語ドメインは割りと簡単に取得できてしまうため、つい商標に抵触してしまう名前になってしまう可能性があります。

いろんな日本語ドメインが考えられますが、有名会社を装って、有名会社の名称を含む日本語ドメインを使用した場合、商標権の問題で訴えられる可能性もあります。

例えば、「有名会社名.xyz」のような日本語ドメインは使わないのが賢明です。

ほとんどの場合は、黙認される場合も多いかもしれませんが、あるとき突然ドメイン使用停止の要求がくるかもしれません。

6.日本語ドメインの長さ

日本語ドメインは、実際には英数文字列に変換されて参照されます。

長いドメイン名を処理しきれないネームサーバがあるかもしれません。

日本語文字列は、英数文字列にするとおおよそ2~3倍の長さの文字列に相当します。

一般的には日本語だと15文字以内が安全です。最大でも30文字以内が限界です。

まれに日本語ドメインでも長いものをみかけますが、それでも15文字以上のドメイン名は記憶にありません。

あまり長い文字列は使えませんが、日本語の表現力の高さから、これはデメリットというほどの事でもないかもしれません。15文字もあれば、長さとして十分です。

7.価格

.xyz .site .work などの格安ドメインでも、日本語ドメインが使用できます。

これらのドメインはタダ同然(1年で100円以下)と思えるぐらいの価格で取得できます。

念のためにいうと、格安なのは初年度だけで、2年目以降は割高な価格です。

3年以上使うドメインの場合は、格安ドメインは格安ではなく、むしろ割高ドメインになってきます。

格安ドメインで日本語を使う場合、使用期間と価格の関係によって最大の利点をえることもあれば、欠点となる場合もあります。

長期に渡って日本語ドメインを使っていく場合には不利な面があります。

8.メールアドレス

ずばり、日本語ドメインでのメールアドレスは避けたほうがよいです。

日本語ドメインのメールアドレスが使える保証はどこにもありません。

メールアドレスが日本語だと覚えやすいかもしれませんが、内輪で使う分ならまだしも、少なくとも現時点ではデメリットだらけです。

覚えやすくても、送受信できないメールアドレスでは本末転倒です。

まとめ

日本語ドメインは、ドメインの選択の幅を大幅に増やしてくれました。

結論として、日本語ドメインは、いろいろな制約があるものの、便利なドメインです。

.xyzなどの格安ドメインで日本語ドメインが取得されることが多いため、どうしても「日本語ドメイン=格安ドメイン」と考えがちで、格安ドメインのデメリットを日本語ドメインのデメリットのように感じてしまいます。

グローバルも視野にいれるなど本格的なサイトを作るのなら、日本語ドメインでなく英数字で作ったドメイン名のほうがよいです。ブランド力の違いが歴然ですし、ある意味においてはSEO的にも日本語ドメインは不利です。

改めて日本語ドメインのSEOについて記すと、日本語ドメインはSEO的にメリットもありデメリットもあります。現時点ではどちらかというとデメリットのほうが多いと考えています(ドメイン名だけでSEO対策を考えるところに無理を感じますが)。

日本語ドメイン自体は悪くないのですが、それを格安ドメインで使うことが多いため、どうしても日本語ドメインはチープな印象であることが拭いきれません。これをどう受け取るかだと思います。

コンテンツ重視で考えると、ドメイン名が英数か日本語かはどちらでもいい問題です。サイトの内容を一番よく表してくれる名前、それが日本語であるのなら日本語ドメインがよろしいわけです。

ということは、格安ドメインを使った場合、あえて日本語ドメインを避ける理由は乏しく、この場合は分かりやすい日本語ドメインを活用しないともったいないです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする